[H05] 電気化学的カラムシステムによるCs回収
キーワード:ヘキサシアノ鉄酸銅錯体, 電気化学的吸着脱離, 放射性セシウム, ナノ粒子膜, カラムシステム
ヘキサシアノ鉄酸金属錯体(MHCF)は電気化学的に酸化還元することで、セシウムを繰り返し吸着脱離することができる材料である。これをナノ粒子化したインクを用いて金属電極上に製膜した薄膜電極を開発した。MHCF吸着電極の電気化学吸着特性の基礎評価し、Cs吸着のメカニズムを検討した。再利用可能なセシウム分離回収システムを作り、実験の規模をごく微小スケールから、より現実に即したスケール・条件に引き上げるための電気化学カラムシステムの開発を行った。