日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1 放射性廃棄物処理

[H47-50] ガラス固化体の性状

2014年3月28日(金) 10:55 〜 12:00 H (1号館 11E)

座長:天本一平(JAEA)

[H49] ガラス固化プロセスにおけるルテニウム化合物の化学形態調査

(1)硝酸塩を用いたルテニウム酸ナトリウムの合成実験

永井崇之1, 捧賢一1, 大山孝一1, 佐藤修彰2, 猪瀬毅彦3, 佐藤誠一3, 畠山清司4 (1.JAEA, 2.東北大 多元物質化学研究所, 3.検査開発, 4.㈱E&Eテクノサービス)

キーワード:ガラス固化, ルテニウム, ルテニウム酸ナトリウム, XRD, TG-DTA

ガラス固化体中に析出するRuO2針状結晶はNa3RuO4を経て生成すると考えられることから,Ru化合物と
NaNO3を原料にルテニウム酸ナトリウムの合成を行い,Na2RuO3,Na2RuO4,Na3RuO4の生成を確認した.