[H53] 低レベル放射性雑固体廃棄物の高周波溶融処理における無機物体積比率低減時のセシウム残存率の推定
キーワード:セシウム, 高周波誘導加熱, 放射性廃棄物, 無機物, 残存率
低レベル放射性廃棄物の高周波溶融炉において、固化体中の無機物体積比率を10vol%未満として処理するには、この固化体の放射能濃度評価のために、体積比率を10vol%未満でのCs残存率を評価・設定する必要がある。
このため、セシウム(Cs)残存率予測モデルを用い、実規模大の高周波溶融炉でのCs残存率測定結果を考慮して、実機における無機物の体積比率4vol%でのCs残存率を評価した。この結果、Cs残存率は15.7~44.4%となった。
このため、セシウム(Cs)残存率予測モデルを用い、実規模大の高周波溶融炉でのCs残存率測定結果を考慮して、実機における無機物の体積比率4vol%でのCs残存率を評価した。この結果、Cs残存率は15.7~44.4%となった。