日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2 放射性廃棄物処分と環境

[I18-21] 分配係数

2014年3月26日(水) 17:10 〜 18:15 I (1号館 11F)

座長:北村暁(JAEA)

[I20] 浅地中処分における分配係数の測定

(3)長期劣化による分配係数への影響について

長谷川優介1, 芳賀和子2 (1.日本原燃, 2.太平洋コンサルタント)

キーワード:浅地中処分, 核種, 分配係数, セメント系材料, 長期劣化

浅地中ピット処分施設におけるセメント系材料は、地下水による溶脱等により劣化する。セメント系材料の収着に寄与する主要な鉱物はケイ酸カルシウム水和物(CSHゲル)であるが、線量への影響を考慮する必要のある約3万年の状態を解析により模擬した劣化試料を作製した。さらにこれを用いて核種の分配係数を測定して、劣化による影響を評価した。