日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2 放射性廃棄物処分と環境

[I27-31] Csの挙動1

2014年3月27日(木) 10:45 〜 12:00 I (1号館 11F)

座長:斉藤拓巳(東大)

[I29] 多様なセシウム汚染廃棄物の中間・最終処分安全評価のための機関連携による多角的研究

(3)福島土壌中鉱物による放射性セシウムの保持形態

宇都宮聡1, 金子誠1, 川元侑治1, 正木翔太1, 大貫敏彦2, 難波謙二3, 小崎完4, 塩津弘之1 (1.九大, 2.日本JAEA, 3.福島大学, 4.北大)

キーワード:セシウム, 粘土鉱物, 選択的化学抽出

福島土壌中鉱物による放射性セシウムの保持状態を理解するため、鉱物組成の詳細分析、粒径、化学分画後のセシウム分析を行った。サブミクロン領域における鉱物組成は~14、10Åの層間隔をもつ粘土鉱物が優勢であり、放射能は他のサイズ領域よりも1~2桁高かった。