[I56-62] デブリ取出し技術及びシステム開発

[I59] レーザー光を用いた福島燃料デブリ取出し技術に関する研究開発

（9）レーザー溶断性能に影響を及ぼす支配因子の一般化

^〇山田知典¹, 羽成敏秀¹, 武部俊彦¹, 松永幸大¹, ロン グェンフィ¹, 村松壽晴¹ (1.日本JAEA)

キーワード：ファイバーレーザー, 連続発振, レーザー溶断, レーザー出力, アシストガス流量

原子力機構では、福島第一原子力発電所の炉容器下部に堆積していると考えられる燃料デブリおよび炉内構造物の取出し技術の確立を目指した研究開発を行っている。取出し作業は遠隔操作で行うため、振動などの外乱が溶断性能に大きく影響を与える可能性が考えられる。本報告では、金属としての特性を示す領域を対象として、溶断性能に影響を与える複数のパラメータを多次元表示し、外乱などが存在する場合でも常に溶断できるように制御するため、金属の溶融に関するパラメータと溶融金属の排出に関するパラメータに分けてそれらの影響を評価した。