日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[I56-62] デブリ取出し技術及びシステム開発

2014年3月28日(金) 14:30 〜 16:25 I (1号館 11F)

座長:岡田聡(日立)

[I61] プラント3Dモデルに基づく廃炉エンジニアリング・システム基盤の開発

関洋1, 片岡一郎2, 今村光孝2 (1.日立, 2.日立GE)

キーワード:3D CAD, 廃止措置, 原子力プラント, 物量

原子力発電プラントの廃止措置を安全かつ効率的に実施するために,3Dモデルと残存放射能インベントリ評価結果に基づく高効率物量算出,解体工数を算出する廃炉エンジニアリング・システム基盤の開発に取り組んでいる。本発表では,プラント3Dモデルに基づき,空間線量の可視化、及び、データベース化,配管・機器の3D部品オブジェクトの定尺切断,切断した配管・機器の廃棄物収納容器への格納シミュレーションにより廃棄物量を算出する機能,3Dモデルを利用したプラント狭隘部から高線量域を回避して最短の搬出経路を自動計算する機器搬出シミュレーション機能について述べる。