[J05-07] 荷電粒子反応測定

[J05] 炭素ターゲットに対する100 MeV/u窒素、酸素入射中性子生成断面積の測定

^〇今林洋一¹, 執行信寛¹, 魚住裕介¹, 板敷祐太郎¹, 佐藤大樹², 梶本剛³, 佐波俊哉⁴, 古場裕介⁵, 高田真志⁵, 松藤成弘⁵, Cheol-Woo LEE⁶ (1.九大, 2.日本JAEA, 3.広島大, 4.KEK, 5.放医研, 6.Korea Atomic Energy Research Insitute)

キーワード：炭素, 窒素, 酸素, 中性子, 二重微分断面積, 飛行時間法, NE213

重粒子線治療における中性子による2次被ばくの影響を見積もるため、100MeV/uの窒素及び酸素ビームを炭素ターゲットに照射した際の中性子の生成二重微分断面積をHIMACで測定した。中性子は15度から90度に設置された6台のNE213検出器によって測定された。またエネルギーは飛行時間法により決定された。得られた実験データをPHITSなどのモンテカルロ粒子輸送コードの計算値と比較した。