日本原子力学会 2014年春の年会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[J30-35] 放射線検出器

Thu. Mar 27, 2014 2:30 PM - 4:05 PM J (1号館 12B)

座長:前畑京介(九大)

[J31] Development of Highly Directional gamma-ray Detector

Kotoya Murayama1, Koh-ichi Mochiki1, Nobukazu Iijima1 (1.Tokyo City Unibersity)

2011年3月11日、東北地方三陸沖を震源とした東北地方太平洋沖地震により東日本大震災が発生した。この震災に伴う福島第一原子力発電所の事故によって、当原発とその周辺地域は空間放射線量が非常に高い高濃度汚染地域になった。これらのバックグラウンドが高い場所では除染効果の確認や避難経路の探査などのために、通常の線量計では周囲よりも線量率の低い方向を見つけ出すことが困難である。そこで我々は、強度変調法を用いた指向性の高い検出器を開発している。