日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[J48-52] 光子・荷電粒子イメージング

2014年3月28日(金) 10:50 〜 12:10 J (1号館 12B)

座長:日野正裕(京大)

[J50] 超微弱ライナック電子線線量分布のIPによる測定とラジオグラフィへの応用(3)

下邨広元1, 奥田修一2, 谷口良一2, 小嶋崇夫2, 松浦寛人2 (1.阪府大院工, 2.阪府大放射線研究センター)

キーワード:電子ライナック, 超微弱電子線, イメージングプレート(IP), イメージJ, 二次元線量分布, 電子線ラジオグラフィ

これまでに明らかにした超微弱ライナック電子線の照射場での2次元線量分布を、イメージングプレート(IP)を使用して計測し評価した。得られた画像は、イメージJを用いて2次元線量分布を従来の濃淡画像から線量を縦軸に取った3次元画像として表すことができる。そして、この超微弱電子線照射場でのIPを用いた新しいラジオグラフィ法を確立することを目的として、その照射場特性を詳細に調べた。その結果、超微弱ライナック電子線ラジオグラフィへの応用のための基礎データが取得され、その照射場特性が明らかになった。