日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[K36-41] HTTR

2014年3月27日(木) 16:40 〜 18:15 K (1号館 12C)

座長:加藤篤志(JAEA)

[K38] HTTRのコールド試験による系統機器の健全性確認

小野正人1, 篠原正憲1, 飯垣和彦1, 栃尾大輔1, 中川繁昭1, 島﨑洋祐1 (1.独立行政法人 日本JAEA)

キーワード:高温ガス炉, HTTR, 東北地方太平洋沖地震, プラントデータ

平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、地震の規模を示すマグニチュードが国内観測史上最大の9.0であり、大洗でも震度5強を観測した。HTTRでは、地震直後に原子炉施設の設備機器等の目視点検を行い、有意な損傷が無いことを確認した。しかしながら、動的機器等の機能が維持されているかは未確認であったため、設備機器等の健全性調査を目的として、核熱を伴わないコールド試験を実施した。本発表では、コールド試験で得られたプラントデータについて述べる。