日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 307-1 計算科学技術

[L28-33] 構造解析

2014年3月27日(木) 14:30 〜 16:10 L (1号館 12D)

座長:西田明美(JAEA)

[L28] 非構造格子における前処理付き反復法ソルバーの最適化カーネル

行列格納形式,ブロッキング,リオーダリングの効果

奥田洋司1 (1.東大大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻)

京をはじめ、近年の計算機アーキテクチャにおいては、階層的メモリ、ネットワーク構造に配慮した実装が必須となっている。本講演では、非構造格子の代表的な解法である有限要素法における、プログラミングの留意点、実効性能に対する効果について、京ないしは東京大学のFX10での単体ノード性能評価に基づき発表する。京においては8コア使用時において、最大7.7倍の加速が得られている。演算性能予測方法についても触れる。