日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 307-1 計算科学技術

[L34-38] 計算科学技術

2014年3月27日(木) 16:10 〜 17:30 L (1号館 12D)

座長:中島憲宏(JAEA)

[L34] ハザード適合地震波による構造物のモンテカルロシミュレーション

五十嵐さやか1, 坂本成弘1, 西田明美2, 村松健3, 高田毅士4 (1.大成建設技術センター, 2.日本JAEA システム計算科学センター, 3.東京都市大 原子力安全工学科, 4.東大大学院 建築学専攻)

キーワード:確率論的地震リスク評価, 地震ハザード, 模擬地震波, 震源特性, 多質点系モデル, 不確定性

日本原子力研究開発機構では、確率論的地震リスク評価手法の高度化を目的として、対象サイトの地震ハザードと調和し、震源特性の違いが認識可能な地震動群を作成している。 本報では、ハザード適合地震波と建物応答の関係を把握するための基礎的検討として、一般構造物を想定した質点系モデルの地震応答解析を実施し、ハザード適合地震波による建屋応答のばらつき度合いや構造特性の不確定性を考慮した場合の建屋応答への影響を分析した結果を示す。