日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-2 原子炉の運転管理と点検保守

[L39-42] 診断・検査技術

2014年3月28日(金) 10:50 〜 11:55 L (1号館 12D)

座長:河野尚幸(日立)

[L41] 鋳造ステンレス鋼配管溶接部における軸方向き裂の大型振動子探触子による超音波探傷試験(その2)

西川嘉人1, 石田仁志1 (1.INSS)

キーワード:超音波探傷試験, 鋳造ステンレス鋼, 大型超音波探触子, 疲労き裂, 一次冷却材管

加圧水型原子力発電所の1次冷却材管の材料である鋳造ステンレス鋼は,結晶粒が粗大で材料に異方性があることから,超音波探傷検査を行う場合,材料中を透過する超音波の散乱や曲がりを引き起こす.開発した送信用と受信用に別個の大型振動子を持つ超音波探触子を用いて,鋳造ステンレス鋼配管溶接部模擬試験体における軸方向疲労き裂の超音波探傷試験を行った結果を報告する.