[M01-07] 軽水炉プラント基盤技術1

[M04] 原子炉給水流量フローノズルに関する実験的研究

（1）高レイノルズ数特性とタップ径の影響

^〇古市紀之¹, チョン カーウィー¹, 寺尾吉哉¹, 中尾晨一², 藤田啓司³, 渋谷和雄³ (1.産総研、計量標準総合センター, 2.フローコル, 3.株式会社フローエンジニアリング)

キーワード：フローノズル, 給水流量, 高レイノルズ数

原子炉における正の給水流量計であるフローノズルに関して、産業技術総合研究所における液体流量校正設備と高レイノルズ数校正設備を用い、広範なレイノルズ数範囲の流出係数を高精度にて計測した結果を報告する。本研究においては、スロート部に径の異なるタップを設置し、このタップ径の影響について詳細に調査した。その結果として、タップ径が3mmと6mmでは本試験において最大0.5%もの偏差が発生する等、タップ径の影響が明らかになった。