日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[N28-30] 軽水炉の安全設計・対策3

2014年3月27日(木) 11:05 〜 11:55 N (1号館 12M)

座長:椛島一(JNES)

[N29] 長期間全電源喪失状態におけるPWRの使用済み燃料プールの再臨界危険

グランジャン ギヨーム1, ファン ローイエン ウィレム2, 島津洋一郎2, 望月弘保2 (1.国立核科学技術研究所, 2.福井大附属国際原子力工学研究所)

キーワード:軽水炉, 貯蔵プール, 再臨界, 全電源喪失, 原子力安全

長期間全電源喪失の場合、貯蔵プールの冷却材は加熱し、沸騰状態になる。冷却材に服務吸収材の密度が少なくなるので、正の反応度の可能性があります。本研究では、貯蔵プールにおける沸騰状態を1次元システムコードRELAP5-3Dで解析し、貯蔵プールに置いてある使用済み燃料は臨界にならないと確認した。