日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[N36-41] 苛酷事故・外部事象に関わる評価・対策1

2014年3月27日(木) 15:50 〜 17:25 N (1号館 12M)

座長:Willem Van Rooijen(福井大)

[N37] Fujitaの竜巻モデルDBT-77による地上物体の飛来挙動評価

江口譲1, 杉本聡一郎1, 服部康男1, 平口博丸1 (1.電中研)

キーワード:竜巻, 飛来物, 風速場, 工学モデル

竜巻の風速場としてFujita(1978)が提案したDBT-77モデルを利用し,地上にある物体の浮上と飛来挙動を評価する物理モデルを開発した。地面付近の風速場を建築物荷重指針(建築学会)に整合されるとともに,連続式を厳密に満足するようにDBT-77モデルを修正した。物体は,地面効果による揚力によって浮上すると仮定して定式化した。シミュレーションの結果,現実的な飛来物挙動が得られることが示された。