[O19-22] 核計算手法の開発・検証3

[O20] Development of Mitsubishi PWR Nuclear Design Code System GalaxyCosmo-S

（11）GalaxyCosmo-S/Kにおける核定数表現手法の高度化

^〇Hiroyuki Fujime¹, Kazuki Kirimura¹, Shinya Kosaka¹, Hideki Matsumoto¹ (1.MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD.)

Keywords:Cross-Section, Lattice Physics Code GALAXY, Core Calculation Code COSMO-S

GalaxyCosmo-S/Kでは、炉心設計及びNon-LOCA安全解析に対して適用可能な関数表現型の核定数表現手法を採用し、実機炉心解析によりその妥当性を確認してきた。今般、新安全基準においてATWS(Anticipated Transient Without Scram)解析が要求され、従来よりも広範な範囲に対してロバストに適用できる核定数表現手法が必要となった。これを解決するため、想定される適用範囲を包絡する全ての条件の組み合わせに対して核定数計算を行い、マトリックス形式の核定数テーブルを準備し、炉心計算において、テーブル内挿を行う核定数表現手法を新規に開発した。本発表では、新核定数表現手法のモデル、検証について報告する。