日本原子力学会 2014年春の年会

Presentation information

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[O52-54] 核種組成・崩壊熱評価

Fri. Mar 28, 2014 3:40 PM - 4:30 PM O (1号館 12N)

座長:多田健一(JAEA)

[O52] Analysis of Nuclide Composition Distribution in Irradiated Fuel using Integrated Burnup Calculation Code

(2)Analysis of High Burnup Fuel

Hiroki Watanabe1, Akinori Yamaguchi1, Takanori Kameyama1 (1.Tokai University)

Keywords:High Burnup Fuel, Nuclide Compostion Distribution, SWAT3.1, Continuous Energy Monte Carlo Method

燃焼した燃料を輸送キャスクや燃料プールに格納する際に、
核種組成分布に基づく放射線量分布および崩壊熱分布等を考慮する必要がある。
前回発表では、標準燃焼度における核種組成分布を明らかにしたが、
本発表では、高燃焼度燃料の詳細な3次元核種組成分布の解析を行った。
解析には、連続エネルギーモンテカルロ法コードMVP2.0とORIGEN2.2upjで構成される
統合化燃焼計算コードシステムSWAT3.1を使用し、軸方向のボイド率分布および燃料組成分布を考慮した。
標準燃焼度と比較して、高燃焼度化に伴い特に244Cmの分布や生成量に大きな差異が生じた。