2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[1B01-06] 燃料被覆管材料1

2016年9月7日(水) 10:20 〜 12:00 B会場 (久留米シティプラザ 展示室1)

座長:坂本 寛(NFD)

11:35 〜 11:50

[1B06] NITE-SiC/SiC複合材料のロウ付け接合界面部の微細組織と強度特性

*吉原 厚樹1、朝倉 勇貴2、中里 直史1、朴 峻秀2、岸本 弘立1、香山 晃2 (1.室蘭工業大学、2.室蘭工業大学 環境・エネルギーシステム材料研究機構(OASIS))

キーワード:NITE法、SiC/SiC複合材料、ロウ付け

室蘭工業大学ではSiC/SiC燃料被覆管の実用化に向けた研究開発を推進している。SiC/SiC被覆管の実用化には端栓封止技術の確立が1つの重要な鍵である。中でも接合時に加圧を必要としないことに加え、同種材料だけでなく異種材料との接合も可能なロウ付けは魅力的な封止技術の1つである。当研究グループではSiC/SiC複合材料同士のロウ付けによる接合技術検討を実施しているが、ロウ材の選択やロウ付け条件の最適化は未だ不十分である。本研究ではSiC/SiC被覆管のロウ付けによる端栓封止技術の開発を目的とする。本発表では組成の異なる数種類のロウ材を選定し、各ロウ材を用いたSiC/SiC接合材の微細組織及び強度特性について報告する。