2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[1B07-14] 燃料被覆管材料2

2016年9月7日(水) 14:45 〜 16:55 B会場 (久留米シティプラザ 展示室1)

座長:藤井 克彦(INSS)

15:45 〜 16:00

[1B11] 改良ステンレス鋼燃料被覆管のBWR装荷に向けた研究開発

(5)トリチウム透過試験

*平井 睦1、坂本 寛1、鵜飼 重治2、木村 晃彦3、草ヶ谷 和幸4、大塚 哲平5、山下 真一郎6 (1.NFD、2.北海道大学、3.京都大学、4.GNF-J、5.九州大学、6.JAEA)

キーワード:事故耐性、燃料被覆管、シビアアクシデント、BWR、酸化物分散強化、フェライト鋼、トリチウム、透過性

フェライト鋼を被覆管として適用する際に危惧される、三重核分裂により生じたトリチウムの燃料棒からの放出量評価に資する目的で、ODS-FeCrAlフェライト鋼のトリチウム透過性を室温から573Kの温度範囲で測定した。393~573Kのトリチウム透過性は、他のフェライト鋼と同様な値を示し、室温の値はこれらの外挿値よりも低かった。