2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[1B15-21] 接合材・溶接材・他

2016年9月7日(水) 16:55 〜 18:45 B会場 (久留米シティプラザ 展示室1)

座長:鵜飼 重治(北大)

17:40 〜 17:55

[1B18] X線吸収を用いたステンレスオーバーレイクラッド熱時効材の微細組織分析

*岩田 景子1、髙見澤 悠1、河 侑成1、下山 巖1、岡本 芳浩1、小島 啓2、眞弓 蓮2、岩瀬 彰宏2、永井 康介3、西山 裕孝1 (1.原子力機構、2.阪府大、3.東北大)

キーワード:X線吸収微細構造、熱時効、δフェライト相、Ni-Si-Mn析出物

原子炉圧力容器の内面に肉盛溶接されたステンレスオーバーレイクラッド材(以下、クラッド材)について熱時効による構造変化を明らかにするため、最長10000時間熱時効したクラッド材をX線吸収微細構造解析手法により分析した。溶質原子であるマンガン周辺では配位数や結合距離等の変化が認められた。