2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[1C01-04] 放射能インベントリ評価

2016年9月7日(水) 14:45 〜 15:50 C会場 (久留米シティプラザ 展示室2)

座長:北村 高一(JAEA)

15:00 〜 15:15

[1C02] 放射化量評価高精度化のための基礎的検討

(1)微量元素の分析法とばらつき

*木下 哲一1、谷本 祐一1、小迫 和明1、多田 茜1、鳥居 和敬1、黒澤 到1 (1.清水建設株式会社)

キーワード:コンクリート、微量元素分析、化学処理、廃炉

原子炉の廃炉において、遮蔽体中に生成する放射性核種の量は処分方法に影響する。コンクリート遮蔽体を元素分析し、得られた濃度を用いてモンテカルロシミュレーションすることで生成放射能が得られるため、元素分析による分析値は非常に重要である。本研究では、いくつかの方法により骨材や標準試料を化学処理し、ICP-MSを用いて放射化の要因となる元素分析を行った。分析方法が及ぼす分析値やそのばらつきについて発表を行う。