2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-2 原子炉の運転管理と点検保守

[1G01-07] 保全・検査・モニタリング

2016年9月7日(水) 14:45 〜 16:40 G会場 (久留米シティプラザ スタジオ2)

座長:河野 尚幸(日立)

15:00 〜 15:15

[1G02] 渦電流探傷による強磁性体表面での欠陥長さ測定の特性

*小林 徳康1、上野 聡一1、糟谷 高志1、土橋 健太郎1 (1.東芝)

キーワード:非破壊検査、渦電流探傷、強磁性体、欠陥長さ測定

国内原子炉の40年を超える運転期間延長認可申請には特別点検の実施が必要であり、沸騰水型軽水炉における特別点検の対象部位、及びその点検方法のひとつとして材質が強磁性体の低合金鋼で構成される部位の渦電流探傷試験がある。ここでは、強磁性体表面での欠陥長さ測定に着目し、その特性を把握するために電磁界数値シミュレーションを行った。被検査体の比透磁率や欠陥形状をパラメータとした渦電流密度と磁束密度の計算結果から渦電流探傷信号波形を推定し、この信号波形から求めた欠陥長さにより欠陥長さ測定に与える影響とその特性を評価した。