[1G12-14] Aseismic Enginnering 2 (Seismic test using resonant type shaking table)

[1G12] Development of resonant type shaking table utilizing for large acceleration vibration tests of nuclear components

*Michiya Sakai¹, Ryuya Shimazu¹, Kenji Kanazawa¹, Yasuki Ohtori¹, Yoshitaka Tsutsumi², Toshiyuki Kuribayashi² (1.CRIEPI, 2.Chubu E.P.)

Keywords:Seismic performance, Nuclear component, Seismic test, Function confirmation, Large acceleration

基準地震動の増大により原子力発電所の耐震余裕が減少しており、振動実験などにより耐震安全性の確認が重要である。また、地震ＰＲＡにおける機器フラジリティの観点でも現実的な機能維持限界を求める必要がある。過去の地震時動的機能確認試験は、振動台の加振能力で制限されることが多く、本来の機能維持限界を把握するためには、高加速度の振動実験が可能な設備の導入が必要であった。このため電中研では、最大加速度２０Ｇ（20×9.8m/s^２）で振動実験が可能な共振振動台の開発導入を行ってきた。本報告では、２重ばね別置き方式として考案し実用化した、共振振動台の基本的な性能を述べる。また、原子力機器の振動実験への適用性について概要を示す。本装置は、原子力機器の耐震安全性向上に資するため、高加速度の振動実験に活用を図る。