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[1H01] 過酷事故炉を対象とした迅速遠隔分析技術開発-2
1.ロングパルスレーザー適用ファイバー伝送LIBS特性(1)
キーワード:廃止措置、迅速遠隔分析、レーザー プラズマ、分光分析、ロングパルスレーザー
我々は、東電福島第一原子力発電所廃炉措置における炉内状況調査のために、レーザー誘起ブレークダウン分光(LIBS)と光ファイバー伝送システムを組み合わせたLIBS分析技術の開発を進めている。今回、LIBS光源にパルス幅約100nsのロングパルスレーザ ーを導入することで光ファイバーに与える損傷を大幅に軽減し、従来適用約10ns幅のパルスレーザーよりも高いエネルギーの安定した伝送を行い、より高感度なLIBS分析を実現するために、発光スペクトル出現特性を調べたのでその結果を報告する。