2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 404-3 燃料再処理

[1H07-09] アクチニド分離・回収

2016年9月7日(水) 14:45 〜 15:35 H会場 (久留米シティプラザ スタジオ3)

座長:宇留賀 和義(電中研)

15:15 〜 15:30

[1H09] ADSによる核変換サイクルの確立を目指したMA分離プロセスの開発

(8)MA/RE相互分離のための新規抽出剤の検討

*鈴木 英哉1、佐々木 祐二1、津幡 靖宏1、柴田 光敦1、黒澤 達也1、川崎 倫弘1、佐川 浩1、松村 達郎1 (1.国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)

キーワード:MA/RE分離、ADS、溶媒抽出、ソフトドナー抽出剤、ハードドナー抽出剤、ミキサセトラ

加速器駆動システム:ADSによる核変換技術の確立を目的として、高レベル放射性廃液(HLW)中から3価のマイナーアクチノイド(MA(III))を分離するための新規プロセスの研究開発を行っている。ソフトドナーとハードドナーを有するハイブリッド型の新規抽出剤であるNTAアミドを用い、MA(III)に対する抽出分離試験、及び抽出剤の性能評価を行った。その結果、NTAアミドはプロセスにおいて高い実用性、及び抽出能、分離能を有することを確認できた。