2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 404-1 同位体分離,同位体応用,ウラン濃縮

[1H19-20] 同位体濃縮

2016年9月7日(水) 18:00 〜 18:35 H会場 (久留米シティプラザ スタジオ3)

座長:立花 優(長岡技科大)

18:15 〜 18:30

[1H20] 光誘起ドリフトによる放射性セシウムの高効率同位体分離の数値解析

*結城 謙太1、松岡 雷士1、小林 孝徳1、難波 愼一1 (1.広島大学)

キーワード:レーザー同位体分離、原子法、核変換、衝突断面積

Cs-135の核変換の前処理として、光誘起ドリフト効果を用いたCs-133とCs-135の同位体分離の成立性の検討を行った。本研究では、レーザー光によって結合された二つの量子準位の衝突断面積の差によって生じる巨視的な粒子の流れである光誘起ドリフトの同位体による速度差を数値的に計算した。強衝突を仮定した数値計算の結果、450 Kのヘリウムガスにおいて最大の分離効率が得られることが示された。