4:10 PM - 4:25 PM
[1I06] Consideration of Dose Evaluation Model of Emergency Responders in Off-site
(1)Consideration of Emergency Responder’s Actions and Dose Contribution by Radionuclides in Fukushima-Dai-ichi Nuclear Power Station Accident
Keywords:Emergency responders, Dose Evalutation, Off-site
原子力施設の緊急事態にオフサイトにおいて住民の避難誘導、救助、輸送等を行う防災業務関係者の線量評価モデルを検討するために、福島第一原子力発電所事故時のオフサイトで活動した防災業務関係者の活動内容・外部被ばく個人線量及び被ばく線量に寄与する放射性核種の組成に関して検討を行った。防災業務関係者の活動内容は事故後1週間程度とそれ以降で大きく異なること、活動内容によって一日の作業時間が大きく異なることが示唆された。福島第一原子力発電所事故時のオフサイトの外部被ばくに寄与する放射性核種割合の推定結果として、プルーム通過時点はキセノン133が主であること、プルーム通過後の沈着した核種からはテルル132及びヨウ素132の寄与が大きいことが示唆された。これより、防災業務関係者の線量を評価するためには、事故経過日時に応じて活動内容と核種組成比を変化させる必要があること分かった。