[1J05-07] 環境動態2

[1J05] 福島第一原子力発電所港湾における放射性核種の動態評価

(1)モニタリングデータ分析による各核種の挙動

*町田 昌彦¹、山田 進¹、渡辺 将久¹ (1.日本原子力研究開発機構)

キーワード：福島第一原子力発電所港湾

福島第一原子力発電所（１F）事故以降、港湾内へと流入する汚染水等による海洋影響を評価することは、今後の海洋環境の変化とそれに伴う漁業等の産業復興のため、詳細な分析が必要であることは言うまでもない。
特に海洋環境の変化予測は海洋国家である日本の責務であり、モニタリングデータの分析とそれらから得られる知見を基に、科学的見地から過去及び現状を把握した上で、将来予測を可能とする動態モデルの構築が重要である。本講演では、福島県、東電、規制庁等により公開されている１F近傍のモニタリングデータを基に過去・現在の状況変化を分析し、１F近傍沿岸での放射性各核種の特徴的動態を報告する。