2016年秋の大会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1J13-17] 線量計測

2016年9月7日(水) 16:05 〜 17:25 J会場 (久留米シティプラザ 中会議室)

座長:廣内 淳(JAEA)

16:20 〜 16:35

[1J14] 福島第一原発から放出された高濃度放射性セシウム含有粒子の生成過程

*井元 純平1、古木 元気1、落合 朝須美1、山崎 信哉2、難波 謙二1,3、大貫 敏彦4、Bernd Grambow5、Rodney Ewing6、宇都宮 聡1 (1.九州大学大学院理学研究院化学部門、2.筑波大学数理物質系化学域 アイソトープ環境動態研究センター 、3.福島大学共生システム理工学類 環境システムマネジメント専攻 、4.東京工業大学 科学技術創成研究院 先導原子力研究所、5.SUBATECH, the University and Ecole des Mines of Nantes and CNRS、6.Department of Geological Sciences and Center for International Security and Cooperation, Stanford University)

キーワード:高濃度放射性セシウム含有粒子、MCCI、透過型電子顕微鏡

福島第一原発から高濃度の放射性セシウムを含有する粒子が放出されている。この粒子は放射性セシウムの化学状態やMCCIに関する重要な情報を有していると考えられる。本研究では電子顕微鏡技術を駆使して、この粒子の内部構造と元素分布を明らかし、粒子生成過程と事故時の炉内環境を考察した。