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[1J18] 蛍光飛跡検出器(FNTD)の中性子線量測定における測定精度の評価およびその改善策
キーワード:蛍光飛跡検出器、中性子
蛍光飛跡線量計FNTD (fluorescent nuclear track detectors) は、Landauer Inc.により開発が進められている中性子用個人被ばく線量計である。FNTDは検出素子 (Al2O3:C, Mg) と荷電粒子ラジエータから構成される。中性子被ばくに応じてラジエータから素子内に放出された荷電粒子の飛跡は、光刺激ルミネセンスを介して画像化することができる。飛跡密度と被ばく線量には良好な比例関係が見られる。しかしより低線量の被ばくでは、飛跡密度の減少およびバッググラウンドノイズ等が原因で、測定精度の低下が顕著になる。そこで本研究では、FNTDの中性子被ばく線量測定における測定精度を評価し、測定精度向上のための方法を提案した。