[1J18-22] 放射線（能）測定1

[1J21] 新規メカニズムによる放射線医療用高感度ゲル線量計開発

*青木 祐太郎¹、ハーヴェル グレン²、佐倉 俊治³、砂川 武義¹ (1.福井工業大学、2.オンタリオ工科大学、3.（株）NUCLEAR TECHNOLOGY)

キーワード：ゲル線量計、放射線医療、化学線量計、水溶性高分子ゲル、X線

部分ケン化型ポリビニルアルコールのヨード反応による新規の水溶性ゲル状化学線量計（ゲル線量計）を開発した。本ゲル線量計は、X線照射装置（日立社製、管電圧150kV, 管電流20mA、線量率2Gy/min）を用いた照射において、吸収線量0.5 Gy～2Gyの領域で赤色に発色し、紫外可視分光光度計を用いた吸光度測定において、波長490nm付近に極大吸収を示し、吸収線量の増大に比例して吸光度が増加することを確認した。