[1K08-14] 燃料集合体熱流動

[1K14] 燃料露出過程の炉内流動評価

(13)高エネルギX線CTを用いた高圧・低流量条件下での5×5発熱バンドル内ボイド率分布計測

*新井 崇洋¹、古谷 正裕¹、白川 健悦¹、西 義久¹ (1.電力中央研究所)

キーワード：沸騰二相流、5×5発熱バンドル、X線CT、ボイド率分布、サブチャンネルボイドセンサ

BWR燃料集合体を部分模擬した5×5発熱バンドル(有効発熱長約3.7m)を用いて、大気圧から定格運転圧力までの広い圧力範囲で、事故時の低流量域を模擬した沸騰実験を実施した。加速器駆動の高エネルギX線CTを用いて発熱バンドル内沸騰二相流の三次元ボイド率分布を取得し、既存のサブチャンネルボイドセンサによるボイド率分布データと比較することにより、本実験で得られた計測結果の妥当性を明らかにした。