2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1L13-18] 燃焼解析

2016年9月7日(水) 16:05 〜 17:40 L会場 (久留米シティプラザ 大会議室2)

座長:千葉 豪(北大)

17:20 〜 17:35

[1L18] 米国BWRにおける約10年停止後サイクルの炉心追跡計算

大山 勝義1、*阿萬 剛史2、前田 正2、吉井 貴2、深尾 明弘2 (1.東京電力ホールディングス、2.テプシス)

キーワード:CASMO-4/SIMULATE-3、Browns Ferry 3号機、長期停止、臨界固有値

長期停止後サイクル炉心に対する炉心解析コードCASMO-4/SIMULATE-3の適用性を
確認することを目的として,米国Browns Ferry3号機(BWR)における3916日停止後の
サイクルのデータを用いて炉心追跡計算を行った。
長期停止期間を考慮した定格出力運転時及び冷温時の臨界固有値は,
通常停止期間後の他のサイクルの臨界固有値と概ね良好に一致した。
CASMO-4/SIMULATE-3は,長期停止後サイクルの臨界固有値を適切に評価できることから,
長期停止後の取替炉心設計・運転予測に適用可能である。