2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[1M08-11] 核融合炉材料(フェライト鋼,中性子増倍材)

2016年9月7日(水) 14:45 〜 15:50 M会場 (久留米シティプラザ 大会議室3)

座長:長谷川 晃(東北大)

15:30 〜 15:45

[1M11] ITER-BA活動における先進中性子増倍材料の研究開発の現状

(21)表面改質したベリライド微小球の開発及びその特性評価

金 宰煥1、中野 優1、*赤津 孔明1、中道 勝1 (1.量子科学技術研究開発機構)

キーワード:原型炉、中性子増倍材、ベリライド、表面処理、安定性

日本の原型炉(DEMO)開発に向けた先進中性子増倍材料として、高温での安定性に優れたベリライドの製造技術の開発研究及びその特性評価をITER-BA活動を中心に進めている。その中、高温水蒸気雰囲気における安定性に最も優れたBe-V微小球を用い、新たに開発した表面改質処理によって、更なる安定性向上を試みた。今回は、その表面改質処理法の現状及びその微小球の特性評価の結果について報告する。