[1O04-09] 高エネルギー放射線遮蔽

[1O07] CERN/CHARMにおける24GeV陽子を用いた遮蔽実験

(1)実験概要と放射化検出器による測定

*中尾 徳晶¹、佐波 俊哉²、梶本 剛³、李 恩智⁴、執行 信寛⁴、八島 浩⁵、萩原 雅之²、山崎 寛仁²、Froeschl Robert ⁶、Brugger Markus ⁶ (1.清水建設(株)、2.高エネルギー加速器研究機構、3.広島大学、4.九州大学、5.京都大学原子炉実験所、6.CERN)

キーワード：遮蔽実験、放射化検出器、ビスマス、コンクリート遮蔽、高エネルギー加速器、中性子

欧州原子核研究機構(CERN)の高エネルギー加速器混合粒子場施設（CHARM）において24 GeV陽子を用いた遮蔽実験を行った。ターゲットに対しビーム軸から90度上方向に80cm鉄および360mコンクリート遮蔽が設置されている。本件は3連続シリーズ発表で、(1)概要と放射化検出器測定、(2)有機液体シンチレータ測定、(3)アンフォールディング解析等、に関して報告する。本発表は、遮蔽内部にビスマスおよびアルミニウム放射化検出器を設置して遮蔽内での中性子減衰分布を得た結果を報告する。