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[2B16] 第一原理計算による核燃料の熱伝導率評価
キーワード:酸化物燃料、第一原理計算、熱伝導率
酸化物燃料を始めとした核燃料の熱物性に関する知見を得ることは燃料開発において重要な役割を果たす。しかしながら、取り扱いの制限などにより核燃料物質の十分なデータを得られているとはいえない。このような場合、数値シミュレーションによって物性値を補間し、より精密なデータを得ることが必要となってくる。本発表では、経験的なパラメータを必要としない第一原理計算によって酸化物核燃料の熱伝導率を評価した。方法としてはフォノンの非調和効果や結晶欠陥を第一原理計算で推定し、
それを用いて熱伝導率を計算した。得られた結果は十分な精度での実験値と一致した。
それを用いて熱伝導率を計算した。得られた結果は十分な精度での実験値と一致した。