2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[2C10-15] 原子炉解体検討(福島への適用含む)1

2016年9月8日(木) 14:45 〜 16:20 C会場 (久留米シティプラザ 展示室2)

座長:木下 哲一(清水建設)

15:15 〜 15:30

[2C12] 「ふげん」原子炉解体に係る技術開発 その2

(3)原子炉施設におけるレーザ切断工法の実証

*中村 保之1、岩井 紘基1、佐野 一哉1、山本 耕輔1、荒谷 健太1 (1.日本原子力研究開発機構)

キーワード:廃止措置、ふげん、レーザ、切断技術

「ふげん」の原子炉本体は、被ばく低減や切断時の発火防止対策等のために水中で解体する計画としており、切断工法については、国内外での調査結果や切断試験の結果等を踏まえ、平成26年度に工期短縮及び二次廃棄物低減等に優位なレーザ切断工法を選定した。
これまで原子炉施設の解体作業にレーザ切断工法を適用した実績がないことから、まずは気中雰囲気において切断時に発生する粉じんの粒径分布の測定等を行い、安全上、かつ技術的に問題ないことを確認した。