2016年秋の大会

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一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2 放射性廃棄物処分と環境

[2D01-04] コロイド・溶解度

2016年9月8日(木) 09:30 〜 10:35 D会場 (久留米シティプラザ 展示室3)

座長:秋山 大輔(東北大)

09:30 〜 09:45

[2D01] Am(III)および種々の価数を持つイオンのベントナイトコロイドに対する収着における不可逆性評価

*中田 弘太郎1、石寺 孝充2、黒澤 精一3、林 雅則3、別部 光里3、助川 誠裕3 (1.電中研、2.原子力機構、3.検査開発)

キーワード:コロイド、核種、収着、可逆性

コロイドが核種移行を促進する可能性が指摘されており、安全評価においては核種のコロイドへの収着における不可逆性を定量的に評価することが重要であり、著者らのグループは核種の価数毎に吸着の不可逆性を定量的に整理することを目標として、試験を進めている。ここでは、セル-膜システム(透析法)を使ってベントナイトコロイドへのAm(III)の吸着・脱離試験を実施し、Am(III)の収着における不可逆性を評価する。さらに、今までの検討結果をまとめて、I・II・III・V価のイオンについてベントナイトコロイドへの収着の不可逆性を検討する。