[2E19-24] 使用済み燃料プールの安全性向上

[2E19] 使用済み燃料プールの事故時の安全性向上に関する研究

(7)被覆管の空気中酸化のモデル化検討

*根本 義之¹、加治 芳行¹、小川 千尋¹、中島 一雄²、東條 匡志² (1.原子力機構、2.GNF-J)

キーワード：使用済み燃料プール、被覆管、酸化、事故、安全性

使用済燃料プールでの事故解析を目的としたシビアアクシデントコードの高度化においては、被覆管材料の空気中での高温酸化挙動のモデル化及びその導入が必要である。発表者らは熱天秤を用いた乾燥空気中での被覆管材料の酸化試験を行い、酸化モデルの構築を行った。また長尺被覆管の酸化試験及び構築した酸化モデルを用いたCFD解析の結果の比較により、酸化モデルの検討を行った。講演ではこれらの結果について紹介する。