2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[2E19-24] 使用済み燃料プールの安全性向上

2016年9月8日(木) 16:55 〜 18:30 E会場 (久留米シティプラザ 久留米座)

座長:神田 憲一(電中研)

17:40 〜 17:55

[2E22] 使用済み燃料プールの事故時の安全性向上に関する研究

(10)BWR燃料のチャンネルボックス内外の水位差が臨界に及ぼす影響評価

*小林 謙祐1、東條 匡志1、後藤 大輔1、根本 義之2、加治 芳行2 (1.GNF-J、2.JAEA)

キーワード:SFP、臨界、水位差

BWRの角管ラックにおいては、部分水位となった場合、チャンネルボックス内外の水位差により、実効増倍率が大きくなる影響が指摘されている。現実的なBWR燃料の様々な照射状態を仮定し、比較的低圧状態まで試験されているボイド相関式により、チャンネルボックス内のボイド率や内外の水位差を評価し、これらの水密度条件を考慮したモンテカルロ臨界解析により、水位差の影響を評価した。