[2G01-04] Instrumentation System

[2G01] Development of RBWR for Long-lived Transuranium Elements Burner

(14)Feasibility Study of the Nuclear Instrumentation System for RBWR

*Koichi Okada¹, Tetsushi Hino¹, Junichi Miwa¹, Atsushi Fushimi¹, Takahiro Tadokoro¹ (1.Hitachi, Research & Development Group)

Keywords:RBWR, Nuclear Instrumenation, Rod Block Monitor, Neutron, Fission Chamber

日立では長寿命超ウラン元素を燃焼可能な沸騰水型軽水炉RBWRを開発している。RBWRの燃料集合体は燃料領域が1mと既存の軽水炉の1/4であること，および中性子エネルギー分布が高エネルギー側にシフトしていることから，核計装系の成立性を確認する必要があった。今回，RBWRにおいて制御棒の誤操作を検知するRBM（Rod Block Monitor）の確立を目的として，燃料被覆管損傷が起こる前に制御棒の引き抜きを阻止可能なRBMの構成を2段階で検討した。まず，RBWR炉内の放射線環境をシミュレーション計算により導出し，得られた放射線環境に基づいてウラン同位体比を最適化したLPRM検出器の寿命を評価した。次に一部のLPRM検出器が故障した場合でもRBMにより制御棒の誤操作を検知する信号出力レベルを評価した。発表では，これらを示し，RBWRの定格運転時における出力監視が可能であることを報告する。