[2G05-06] Fiber sensor, Ultrasonic sensor

[2G05] Evaluation of concrete strength by using laser induced ultrasonic waves

*Tomonori Yamada¹, Hiroshi Suzuki¹, Hanari Toshihide¹, Takuya Shibata¹, Akihiko Nishimura¹, Shinichi Koyama¹, Hiroyuki Daido¹, Yoshinori Shimada², Oleg Kotyaev², Shinri Kurahashi² (1.Japan Atomic Energy Agency, 2.Institute for Laser Technology)

Keywords:Laser, Ultrasonic, Concrete, Remote diagnosis, Thermal degradation

東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置の推進のためには、人間が直接作業できない高放射線量率下での作業を想定した種々の遠隔技術開発が必要不可欠である。遠隔操作による材料診断技術は、ホットセル内において、福島第一原子力発電所から取り出した放射能で汚染された試料の物理的・機械的特性等を、遠隔から非接触、非破壊で評価することを目的として開発を進めており、その波及効果として原子炉建屋や燃料デブリ等の遠隔診断にも貢献できる技術である。数年後に予定されている燃料デブリ取り出しに対応するため、緊急に必要な基盤的研究である。本報告では、重コンクリートを対象とし、レーザー光を用いることで、遠隔からコンクリートに超音波を発生させ、コンクリート中の音波の透過、反射成分等をレーザー光により計測しており、この結果について報告する。