2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 303-3 ヒューマンマシンシステム,高度情報処理

[2G07-09] レジリエンスと緊急時対応

2016年9月8日(木) 11:10 〜 12:00 G会場 (久留米シティプラザ スタジオ2)

座長:氏田 博士(環境安全学研)

11:10 〜 11:25

[2G07] レジリエンスを実現する背後要因についての検討

*大場 恭子1、吉澤 厚文2、北村 正晴3 (1.日本原子力研究開発機構、2.国際廃炉研究開発機構、3.テムス研究所)

キーワード:レジリエンスエンジニアリング、4つのコア能力、4つのコア能力を発揮するために管理すべき要素

レジリエンスエンジニアリングでは,安全を実現するために必要となる4つのコア能力を定義されている。本研究では,東日本大震災時に,災害を軽減した事例に注目し,有効に機能した施策が平時になぜ行われたのかに注目し,それらを実現するためのコア能力を発揮した背後要因(管理すべき要素)について検討した結果,既存の研究に上げられている要素に加え,さらなる土台となる,組織文化(Corporate Culture)や社会環境(Social Environment)の必要性を得た。