[2G07-09] レジリエンスと緊急時対応

[2G09] 運転訓練内容の新たな客観的指標に基づく特徴付け

*相馬 由健¹、高橋 信¹、上田 一潔² (1.東北大学大学院　工学研究科　量子エネルギー工学専攻、2.株式会社BWR運転訓練センター)

キーワード：BWR運転訓練、パフォーマンス定量評価

本研究では、運転訓練時に得られる操作ログやプラントの状態を表すパラメータ変動等の客観的な情報に基づくBWR運転訓練の定量評価を目的として研究を行っている。本報告では個人のパフォーマンス向上を目的とした訓練シナリオより得られるデータに基づき、原子力発電所の中央制御室における運転操作員を対象としたパフォーマンスの特徴付けに関して検討した結果について述べる。本研究では、操作員が状況を認知・理解し、その状況の報告が完了するまでの時間を新たな定量的指標として採用できる可能性を示すことができた。