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[2H01] 共分散核データを起源とするBWR炉心特性不確かさ評価システムの整備
(1)格子計算部
キーワード:BWR、共分散、ランダムサンプリング法、感度係数、LANCR、SUAMN、MCNP6.1
GNF-J BWR炉心設計コードシステム上に核データ不確かさが炉心特性にもたらす影響を評価する環境を整備した。手法は、核データ共分散マトリックスデータから断面積ゆらぎをランダムサンプリング法にて、格子計算部LANCRと炉心シミュレータ部AETNAの結合システム上に取り込むモンテカルロ計算法に基づく。ランダムサンプリング法の妥当性確認として、同一共分散マトリックスデータ条件で、摂動法との比較、即ちMCNP6.1から得られる感度係数を用いた不確かさ評価システムSUAMNとの比較を行い、その妥当性を確認する。また、得られた結果から不確かさ起源となる共分散データの今後の評価・整備に資する知見を紹介する。「(1)格子計算部」では集合体計算レベルでの確認結果について報告する。