2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2H06-09] モンテカルロ

2016年9月8日(木) 10:50 〜 11:55 H会場 (久留米シティプラザ スタジオ3)

座長:名内 泰志(電中研)

11:35 〜 11:50

[2H09] 2次元非均質体系におけるモンテカルロ法の統計誤差過小評価の予測

(2)UO2-MOX 2×2集合体体系への適用

*林 幸司1、遠藤 知弘1、山本 章夫1 (1.名古屋大学)

キーワード:モンテカルロ法、統計誤差過小評価、多群理論、非均質体系、ARモデル、固有関数展開

モンテカルロ法で固有値計算を行う場合,出力される統計誤差は真の統計誤差に比べ過小評価される場合がある.過去の研究では,固有関数展開とARモデルに基づき統計誤差過小評価の度合いを予測する手法を提案し,エネルギー1群の1次元均質体系において妥当性を確認した.本研究では,C5G7ベンチマーク問題を参考にした2x2集合体体系に提案手法を適用し,その妥当性について検証した.