2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2H19-23] 臨界管理2

2016年9月8日(木) 17:10 〜 18:30 H会場 (久留米シティプラザ スタジオ3)

座長:遠藤 知弘(名大)

18:10 〜 18:25

[2H23] 燃料デブリの臨界管理技術の開発

(28)露出時の燃料棒温度挙動の解析

*武内 豊1,2、吉田 大志1,2、林 大和1,2 (1.IRID、2.東芝)

キーワード:福島第一原子力発電所事故、臨界安全、燃料露出、燃料棒温度挙動、Gd燃料

燃料露出時にGdを含んだ低出力燃料棒と含まない高出力燃料棒間で、燃料温度上昇挙動にどのような違いが出るかを過渡安全最適評価コードTRACTを用いて評価した。その結果、輻射による温度の平均化効果が大きく燃料温度上昇挙動に大きな差は現れず、Gdを含んだ燃料棒だけが大きく遅れて溶融する可能性は低いことがわかった。