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[2J03] マウス肝機能に及ぼす低線量放射線とアルコールの作用に関する比較検討
キーワード:低線量放射線、アルコール、肝機能
我々はこれまでに、機械学習による特徴抽出で酸化ストレスに着目したマウス肝機能に及ぼす低線量放射線とアルコールの作用に関する比較評価をしてきた。本研究では更に、抗酸化機能の関連指標であるNIK・IKK量が低線量放射線でもアルコールでも増加するが、肝機能の指標であるタンパク質のカルボニル化は高用量アルコールで促進され低線量放射線で抑制されることがわかった。これより、低線量放射線とアルコールには酸化ストレスに一部差異があることが明らかにできた。